転職サイトって全員が使った方がいいんでしょ?
いいえ。実は転職サイトを使わない方が希望通りの転職が叶いやすい人がいるんですよ。
え!!!どこを見ても「使うべき」って書いてあるよ?
私はどっちなんだろう。どんな人が使わない方がいいのか知りたい!
どんな人が転職サイトを使わない方がいいのかについて解説していきますね。
筆者は転職サイトで働いた後に資格を取得した現役ナースです。
医療職を含めたいくつかの職種の転職サポートをしてきました!
病院や施設と一緒に仕事をすることが多かったので、
「転職サイトの中の人」「転職する側の看護師」「採用したい病院施設」の
考えを理解しています。
でも今私は、現在看護師です。看護師の大変さ、理不尽さは身に染みて解っています。
私と同じ看護師が転職で損するのは見たくないと情報発信をしています。
※当サイトはアフェリエイトリンクを含みます。
看護師が一番得する情報を、皆が言えずにいる本音や裏側をお伝えしています。
転職サイトってどんなシステム?
>>看護師転職サイトの仕組みを解説!派遣と人材紹介の違いは?
転職サイト(人材紹介会社)は採用活動の仲介をすることで利益を得ているのです。
私たちが無料で転職のサポートを受けられるのは、このような背景があるんですね。
この「人材紹介」というシステムは事業所側にも大きなメリットがありますが、もちろんデメリットもあります。その「人材紹介」のデメリットが理由で人材紹介を使った採用をしないという事業所も多くあるのが現実です。
では、どのような事業所が転職サイトを利用しないで採用をしているのでしょうか。
転職サイトを使っていない所に就職したいのなら転職サイトを使わない方が希望の就職が出来ますもんね。
看護師転職サイトを利用しない方がいい人はこんな人
転職サイトは求人の情報を得ることと転職サポートをお願いするという2つの面を持っています。
転職に関する情報収集は、転職サイトに登録して、求人やコラムを見てみることが正直一番手っ取り早いです。
なので情報収集という面で、転職サイトに登録することは全く問題なく是非オススメしたいです。
しかし、転職サポート(人材紹介)を使うことが向いていない人がいます。
どのような人が当てはまるのか、なぜなのかを解説します!
大学病院に絞っている
大学病院は人材紹介を利用せずに採用活動を行っていることが多いです。これは、看護学校を持っている大規模病院にも当てはまります。
理由は、大学病院は看護学部を持っている所が多く、毎年多くの看護師が就職します。退職者が多くても、新卒の採用が見込めていることが理由の一つとして挙げられます。
中途採用に関しても、最先端の医療を学べることやブランドなどといった大学病院の強みから、ある程度の採用が見込めるため、人材紹介会社を利用しない病院が多くあります。
大学病院はそれぞれの病院の特徴が強くあるので、自分である程度調べて、直接応募することをオススメしますよ。
国公立の施設を希望している
公立の病院は、採用に関する規則が多くあります。それは採用試験が決められた日だけであったり、採用にかけられる予算が限られていることなどが挙げられます。
そのため、現場は人材紹介を利用したいと考えていても、県や市などから予算を調整してもらうことが難しい場合があります。
そういった部分の調整が出来ていて、人材紹介など色々な採用方法を利用している国公立病院もありますが、現実的には少ないと思っていていいです。
国公立は、採用試験の回数も少ないので、事前に調べて準備していきましょう!!!!
短時間や扶養内での勤務を希望している
人材紹介会社が持っている求人は基本的に常勤求人が多いです。
非常勤求人もありますが、週3回以上などのものが多くなっています。
ネックとなるのは、やはり「紹介料」です。紹介料を払うなら常勤の人を雇いたい!と思うのは普通のことですよね。
そのため、扶養内であったり、午前中だけ、週に1回だけといった求人はかなり少なくなっています。
こういった希望がある人は「派遣」での勤務を検討するか単発などを扱っている転職サイトへの登録がオススメです。
比較的求人数が多いのはこの↓↓サイトです!
個人で経営している小規模なクリニック
こちらも「紹介料」がネックとなっていることが多いです。
しかし、近年はクリニックでも採用が難しく、転職サイトを利用するところが増えています。また、急な人員補充が必要な場合やスキルが必要な場合などは、登録者の多い転職サイトへ非公開求人として入ることも多いです。
このようなクリニックを希望している方は、転職サイトに登録しながら、自分でもハローワークなどで探していくことがオススメです。
転職サイトが向いていない人はどのように情報を集めたらいいの?
知人から情報を集める
いわゆる口コミですね。その事業所で働いている人がいなくても、そのエリアで働いている知人に聞いてみるのもいいかもしれません。
口コミは個人的な感情や噂話程度のものも多く含まれているので、あくまでも参考程度にしておきましょう!
ホームページなどインターネットで情報収集する
今ではインターネットを使った情報収集は基本となってきていますね。
ホームページに力を入れている病院などの事業所も多くなっているので、しっかり確認してみましょう!
病院見学に行く
見学の受付はホームページに掲載されていることが多いです。
実際に見てみることで得られる情報はかなり多いです。働く人たちや現場の雰囲気を感じることが出来るので、直感で「ここは違うな」と思うこともあります。
少しハードルは高いですが、是非参加してみましょう!!!
就職フェアに参加する
いろいろな会社が大きな展示場などを貸し切って行う就職フェアに参加してみましょう。
フェアにもよりますが、大学病院等の比較的大きな病院等が参加する傾向があります。
一度に多くの事業所の話を聞いたり、パンフレットをもらったりすることができるので有意義な時間を過ごせますよ。
インターネットで検索して、どのようなフェアが行われるか確認して参加してみましょう!!
まとめとアドバイス
転職サイトを使わない方がいい人について解説してきましたが、看護師転職サイトは、たくさんの情報がまとめられています。
大学病院を受けたいけど、その他の病院の情報も集めたい。
公立が気になるけど、全然決まってないから相談してみたい。
このような気持ちの方は、是非転職サイトを利用してみてください。
転職サイトは、登録したらそこで絶対に就職を決めなくてはいけないというものではありません!
せっかく無料で利用できるのですから、看護師の転職のプロに色々相談してみるのもいいですね。
>>>求人票や求人広告の見方!看護師ならではのポイントをお伝えします!
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