看護師ってどうやってなれるのかしら?
学校にも種類がたくさんあるって聞きました。
そうですね。看護師になるのは大変だと聞くと思います。
それでは看護師になる方法について解説してみますね!
看護師になるためにはなにが必要?
看護師になるためには、国家資格である「看護師資格」の取得が必要ですね。
看護師の国家試験を受けるための「受験資格」を取らなければいけません。
この「受験資格」を取るために行くのが、文部科学大臣指定の学校もしくは厚生労働大臣指定の看護師養成所となります。
看護師になるためには“学校”に通わなくてはいけないということですね!
看護師になるには、大学または3年以上の教育を受けて、看護師国家試験に合格する必要があります。
看護師には人間を幅広く理解する能力や根拠に基づき計画的に看護を実践する能力、他職種と連携・協働していく能力などが求められるため、免許を取得する前の教育では、これらの能力を培うための教育が行われます。引用:日本看護協会
看護師になるための学校にはいくつか種類があるんです。
ひとつずつ説明していきましょう!
学校の種類
看護大学
4年制の学校です。全体の25%程度を占めています。
2005年からの10年間で大学数は2倍に増加しています。
今までは専門学校だけだったけど、これからは大学でより専門的な知識をもった人材を育成していくということが理由です。これは高齢化や医療が高度になっていることが背景にあります。
また少子化なので、大学側の経営という側面からも学生を集めやすいとされていることも理由のひとつに考えられます。
大学の数の増加とともに、大卒の看護師さんはとても増えているのです。
「これからは看護師も大卒じゃなきゃ!」と言う人もいます。
4年制大学は「看護師になるための授業」以外にも一般教養科目が充実しており、幅広い教養を身につけることができます。また、看護師と同時に、「保健師」と「助産師」の国家試験受験資格を得ることができるのもメリットです。
「看護の研究をやっていきたい」「大学院に進学して、専門看護師をめざした」と考えている人は看護大学への進学が望まれます。
より専門的な勉強が出来る環境が整っています。
一方で、学費は他の施設より高いです。看護学校の倍以上はかかってしまいます。
また受験科目も多くなることがあります。センター試験が必要になったりするので受験準備の負担も大きくなります。
デメリット:学費が高い・入試科目が多い
保健師や助産師の資格を取りたい方は大学がオススメ!
看護専門学校
3年制の専門学校は「看護師になるための勉強」に特化しており、実技や実習が充実している傾向があります。4年制大学よりも1年早く卒業できるので、「早く現場に出たい」という人にはおすすめです。
看護師になるための勉強をギュギュギュッとしてくれているのが専門学校です。
3年間で必要なことを全て学ばなければいけないので、カリキュラムはぎちぎちに組まれています。
長期休暇も大学に比べたら少ないです。
実習が充実しているので卒業後は即戦力として働けると言われています。
通学期間は短く、学費もお安いので根強い人気があります。
保健師や助産師などの資格をとる場合は再度学校に入学し勉強しなくてはいけないです。
デメリット:学歴が劣る・他の資格を取るには再度進学が必要
看護短期大学
学校数は少なく数%であり、また減少傾向です。
「一般教養も学べる+早く現場に出られる」という両方のメリットがあります。所定の単位を修得すれば、養護教諭の免許状(4年制大学の場合は1種、短大・専門学校の場合は2種)を取得することができる学校もあります。
大学と専門学校のいいとこどりができていると思いますが、残念ながら看護大学への移行がすすんでおり、数は減ってしまっています。
大学への編入が可能なため、進学などを視野に入れている方にはいいと思います。
デメリット:学校数が少ない・学費は安くはない
その他
准看護師を取得後に養成学校に通うことで看護師への道が開けます。
准看護師は国家資格ではないので免許取得後に再度勉強をしていかなくてはなりません。
まとめ
ご紹介した4つが看護師になる方法です。
それぞれ長所と短所がありますね。
学歴によって給与は違いますが正直そこまで多くの違いはないです。
基本給のベースに違いをつけている病院が多いですが、施設などではほとんど変わらないです。
収入面よりも看護師の資格を取得後にどのように進んでいきたいかが大切です。
自分がどのようなキャリアを積みたいのか、なにになりたいのかを考えてみてください。
今後ますます大学卒の看護師は増加していくとみられています。
しかし実際は最短で看護師になることができるので専門学校の人気は高いです。
悩まれる方は両方の資料を請求してみるといいと思います!
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また同じ専門学校でも、学校によってかなり雰囲気や設備などが違ってきます。
ホームページや資料では見えない部分が多いです。
ぜひオープンキャンパスに参加してみてくださいね。イメージが変わることもあると思いますよ。
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