「病院での勤務に疲れた」「ゆっくり働きたい」とインターネットを開く方は多いと思います。
施設の求人って意外と多いと思いませんか??
でも施設の違いや仕事内容が解りにくくて一歩が踏み出せない方も多いのではないのでしょうか。
施設ってぶっちゃけどうなの?
違いがよく解らないから避けてしまいます。
施設とひとくくりにしてしまいがちですが、実は施設の中でも施設形態によって働き方は大きく違うんです!
それぞれの施設の働き方と特徴を解説していきますね!
老人保健施設とは??
・医療ケアやリハビリを必要とする要介護1以上の高齢者を受け入れている。
・入居期間は原則として3~6ヶ月の期間限定とされている。
・入所にかかる費用は比較的少ない。
収入によって軽減措置などあり。
・病院と自宅の中間的な施設である。
・常勤の医師がいる。
・リハビリが主な目的なためリハスタッフが多い。
介護老人保健施設(以下老健)は、要介護1以上の高齢者が自宅復帰を目指すため、医師による医学的管理の下、看護・介護を提供する施設です。
3~6か月の入所期間と言われいますが実際は1年程度入所している人もいます。
在宅復帰できるまでにリハビリが進まず特養待ちをしている方も多いのが現状です。
特別養護老人ホーム求人のチェックポイントを解説!
看護師はどのように働くの?
勤務体制
夜勤込みのシフト勤務です。
他の介護施設と比べ医療に近いので看護師の配置人数が多いです。入所100名に対し10人程度の看護スタッフがいます。
仕事内容
主な仕事はバイタルチェック・薬の管理・食事・褥瘡ケア・排泄ケア・呼吸ケアなど入所者の健康管理や介護スタッフへの指導、感染予防、在宅復帰へのサポートといったことになります。
老健の待遇面はどう?
給与の目安
B施設:准看護師→年収330万円~400万円(夜勤手当13000円/回)
正看護師→年収390万円~500万円(夜勤手当14000円/回)C施設:正看護師→年収400万円~480万円(夜勤手当9000円/回)
休日
シフトでの勤務になります。
求人票や求人広告の見方!看護師ならではのポイントをお伝えします!
職場としてのポイントは?
安心ポイント
・入所者の入れ替わりがある
・今後ニーズは高くなっていく
・看護スタッフが多い
・病院やクリニック併設のところが多い
残業は少ない職場であるといえます。
施設の中では入れ替わりが多い方ので特養に比べると関わりが薄くなってしまうことがあります。
しかしリハビリをして自宅へ帰る姿を見ることが出来る数少ない施設であることも大きな特徴です。
看護技術は基本的なものが多く、また看護師が多く相談できる環境なため、ブランクがあっても復職しやすいと言われています。
病院やクリニックとの連携がとれているところが多く指示をもらったり相談がしやすいです。
看護師が施設の中では多いので、相談できる安心感があるのが嬉しいですね。
どんな不安がある?
・夜勤がある
・看護師としての視点や指導を求められる
・他職種と連携が必要
夜間帯は医師はいません。
また看護師1名と介護スタッフという体制のところが多いです。
介護業務を一緒に行うこともあります。
また急変時などは、自分が判断し他のスタッフに指示を出さなくてはならない局面があります。責任の重さや不安を感じる方がいます。
医療と介護の中間的な施設であるため、リハビリスタッフや介護スタッフとの関係を難しいと感じる方もいるようです。
就職前にチェックしておきたいこと
・働き方の確認(夜勤回数等)
・入所者の疾患やどんなケアが多いか
・医療体制
まとめ
老健は施設の中で看護師の人数が多いです。一番のポイントはここになるかと思います。
看護師の人数が多いということは医療ケアも多くなりますね。
不安に感じる方もいるかもしれませんが、日勤帯は複数の看護師が勤務するので相談もしやすく安心感を感じることが出来ると思います。
夜勤もあるので収入面もある程度見込めますね。
見学時には施設内の雰囲気と合わせて上記のポイントを確認してイメージを膨らませてみてくださいね。
不安な点は就職前に必ず確認しておきましょう!
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