「病院での勤務に疲れた」「ゆっくり働きたい」とインターネットを開く方は多いと思います。
施設の求人って意外と多いと思いませんか？？
でも施設の違いや仕事内容が解りにくくて一歩が踏み出せない方も多いのではないのでしょうか。
施設ってぶっちゃけどうなの？
違いがよく解らないから避けてしまいます。
施設とひとくくりにしてしまいがちですが、実は施設の中でも施設形態によって働き方は大きく違うんです！
それぞれの施設の働き方と特徴を解説していきますね！
有料老人ホームとは？？？
・都道府県から「特定施設入居者生活介護」の指定を受けた施設のこと。
・入所にかかる費用は様々。費用の幅が大きい。
・入居者を集めるために様々な取り組みを行っている。
・終身で利用可能。
・施設によって受け入れ条件やスタッフ配置は様々。
・医師は常駐しない。
有料老人ホームは「介護付」「住宅型」「健康型」の3つのタイプに分かれていますが、看護師の配置があるのは基本的に「介護付」です。
民間企業が運営しているため、ニーズに合わせて施設の特徴はさまざまです。
医療依存度の高い方を受け入れている施設や超高級な施設も多くなっています。
「協力医療機関」と協力契約を結ぶことが定められていますが、ホームによって協力関係に違いがあります。
看護師はどのように働くの？
勤務体制
日勤帯のみのところが多く、オンコール体制をとっている7ことが多い。施設によっては完全に日勤のみのところもありますが、夜勤を取り入れているホームが増えてきています。
人員配置基準は常勤で１名以上です。
看護師の配置人数はとても少ないですね。
仕事内容
主な仕事はバイタルチェック・薬の管理・呼吸ケア・褥瘡ケア・食事・清潔ケアなど入所者の健康管理や介護スタッフへの指導、感染予防といったことになります。
特養に待遇面はどう？
給与の目安
施設B月収23万円～（オンコール手当2,000円/回）
施設C月収23万円～38万円（オンコール手当2,000円/回）
施設D月収28万円～（オンコールなし）
法人によっての幅が大きいです。
日勤のみで月収30万円をこえるところもあれば20万円程度のところもあります。
経験年数は他の施設に比べ加算されないところが多いです。
休日
４週６休～４週８休以上とさまざまです。休日が多いところだと年間で１２０日を超える施設もあります。
シフトでの勤務になります。
職場としてのポイントは？
とにかく施設によって違いが大きいのが有料の特徴です
基準を満たしていればどんな体制でも可能なため、人員体制やサービス内容、居室や設備のグレード、立地などでホームによって料金が異なります。
安心ポイント
・日勤だけもしくはオンコール体制のところが多い
・じっくりと関わっていくことができる
・医療処置は少ない
一時的に入所するのではなく、終の棲家として考えている方も多いので、入れ替わりは少なくじっくりと関わりを持つことが出来ます。
そのため今までと変わらない生活を送れるようにサポートすることが必要になってきます。
また残業は比較的少ないです。ブランクがあっても復職しやすいと言われています。
待遇面も施設によって大きく変わります。かなりの高収入のところもあります。
どんな不安点がある？
・看護師の人数が少ない
・判断を求められることが多い
・他職種と連携が必要
・施設によって違いが大きい
医師が常駐していないため自分が判断しなくてはならない局面が多くあります。
看護師が少ないことに不安を感じる方も多いです。
介護スタッフとの関係を難しいと感じる方もいるようです。
また施設によって利用している人や状態に大きな違いがあるので有料老人ホームでの経験がある方も戸惑ってしまうことがあるようです。
医療介護というよりも「サービスを提供する」という意識が強い施設もあります。
マナーや接遇面では高いレベルのものをスタッフに求める傾向にあります。
就職前にチェックしておきたいこと
（オンコールや看護師の人数など）
・病院やクリニックとどのような連携をとっているか
・入所者の疾患やどんなケアが多いか
・施設が看護師に求めていること
・勤務条件
・施設への距離・移動手段
まとめ
有料は民間企業が運営しているということが大きなポイントだと思います。
働き方も待遇面も施設によって違いが本当に大きい！！
しっかりと施設の特徴を確認しておいてくださいね。
他の介護施設は公的な面が大きいですが、有料は公的なサービスと利益を求める両方の側面があります。その部分を肌で感じることが多いかなと思います。
見学時には施設内の雰囲気と合わせて上記のポイントを確認してイメージを膨らませてみてくださいね。
不安な点は就職前に必ず確認しておきましょう！
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