はじめまして。ナコと申します。
今日は自己紹介と合わせて「サラリーマンから看護師を目指した理由」についてお話しようと思います。
ナコの経歴
なんの目標もない大学時代
私が通っていたのは経済系の学科です。
特に目標もないまま「とりあえず」通っていた大学です。
いわゆるそこらへんにいる大学生です。
アルバイトやボランティア活動なんかもしてみましたが特にハマることもなく淡々とすた学生時代でした。
楽しかったという記憶だけはあるんですが、まぁ楽しかったな~♡で終わってしまう4年間でした。
いいエピソードが何一つ思い浮かばないなんてとても情けないですね。
サラリーマン時代
それっぽく働いて、程よいタイミングで結婚できたらいいなーというボヤボヤした目標を掲げ就職しました。
というより大学を卒業したら働かなければいけないですもんね。しょうがない、働くのです。
何度も言いますがやりたいことなんてないですから直観だけで面接を受けていた記憶があります。
そして就職。たまたま入社した会社は人材紹介をやっている会社でした。
そこでの仕事はキャリアアドバイザー。
そうです、転職サイトで担当してくれる人のようなお仕事です。
医療業界だけでなく色々な業界を扱う会社でした。
つまずいたりストレスを感じることもありましたが、特に落ち込むことなく社会人ってこんなもんだよねと割り切って働いていました。
とても忙しかったですが、素敵な同僚に恵まれそこそこお金もあってそれなりに楽しかったなと思います。
看護師を目指した理由
社会人を数年経験して自分のキャリアやこれからの人生を考えることが増えました。
年そうゆうことを考えるお年頃だったのかなと思いますが、同級生や同僚と飲みに行ってもこんな話題が増えていったのです。
そこでもう一度考えてみました。いや、初めて自分のキャリアと生き方を考えました。
そして手に職をつけたい!と思ったのです。
身近に看護師さんが何人かいたことがきっかけで看護師という職業に興味を持ちました。
たくさんの人の転職を支援してきた私が「看護師」という仕事に惹かれた理由は3つです。
女性が活躍できる
看護の世界でも男性は増加していますがやはり女性が多い職業です。
営業という男性が多い職場だったこともあり、女性のライフイベント(結婚・育児など)が働く上でマイナスになることって本当に多いと感じていました。
マタハラなんてそこらじゅうにありますよね。
「子持ちはすぐ仕事を休むからあてにならない」「女は出世させない」なんて職場いくらでもあるし、働きたいのに辞めざるを得なくなったり専業主婦になったりする人が多いのが現実です。
私の会社でも裏で偉い人達がそんな話をしていました。
私が結婚や子育てでこの仕事を辞めたら次はどんな仕事が出来るのだろうと不安が強かったです。
もちろん看護の世界でもある程度はあると思います。
全てが理解されるわけではないし諦めなくてはいけないこともたくさんあるとは思います。
でもそんな中結婚や子育てをしながらキャリアを築いている人もたくさんいるので希望を感じました。
働き方の選択肢が多い
看護師は働く場所もたくさんありますが、働き方もさまざま。
夜勤のある所、日勤だけの所、夜勤のアルバイト、派遣、単発、など色々ありますね。
体調を崩したから非常勤でしばらく働いても、単発のアルバイトで食いつないだとしてもいいんです。
どの形態で働いても「看護師」として働いていた経験になるってなかなか凄いことだと思います。
色々な働き方をしたり、色々な職場を経験することが看護の役に立つって素敵だなと思いました。
ライフスタイルが変わっても、住む場所が変わってもずっとキャリアを積んでいける強さを感じました。
同じ資格の中でもさまざまなキャリアがある
同じ病院でも循環器科、小児科、産婦人科、精神科、など配属によって勉強することも経験することも大きく変わります。
自分の興味に合わせて同じ看護の中でも色々経験していけるんですね。
逆のことを言うと「合わなかったら他の道に進めばいい」という安心感も感じます。
オマケ(でもこれが一番の本音)
上に書いた3つの理由も十分に現実的ですが、もっと基本的な理由はこれです。
金銭的な安定と仕事の多さです。
これがなければ、わざわざ受験するなんて考えられない!
サラリーマンを辞めてまで資格を取ったのに働くことが出来ない。生活が出来ない。ではやってられないと思います。
看護学校受験を考えた日から入学まで
看護師を目指そう!と思った日からだいたい1年半で看護学校に入学しました。
下調べ
「看護師 なり方」「看護学校 大変」とあらゆるキーワードでネット検索しました。
看護学校の種類や学費など解らないことだらけだったのでひたすらに検索し、ノートにメモっていました。
自分の貯金でやっていけるのか。どの程度の期間を受験勉強とするのか。仕事はいつまで続けるのか。調べなくてはいけないことばかりであっという間にノートがいっぱいになっていました。
調べては悩み、調べては他の資格にしようかなと揺れ動く毎日でした。
勉強開始
志望校を選定する前に勉強を開始しました。
ホームページに過去問が掲載されている学校があるのでそれを探してとりあえず解いてみました。
採点をすると。
まぁびっくり。全然正解できていない・・・。
焦ったわたしは、本屋に走り参考書購入。
ここから通勤中や勤務後の、隙間時間を利用した受験勉強を開始しました。受験まで約1年前から勉強したことになります。
看護学校の社会人入試とは。一般入試との比較!
受験校選定
自宅から通える範囲内で選定しました。
私の自宅は田舎なので通学圏内には5校のみ。寮やアパート暮らしは断念したのでこの5校が必然的に志願校になりました。
寮のある都内も検討したので少し時間がかかりましたが、私は地元を選択。
すぐに資料請求しました。
勉強&社会人入試
仕事が終わった後の時間と通勤などの移動時間を主に勉強についやしました。
私は参考書をひたすらに繰り返す独学派。
通信教育や予備校を利用していれば、もっとうまく時間を使って勉強できていただろうなと思います。
そしてついに試験。
1発目の社会人入試で無事合格しました!!!
退職。そして看護学校入学へ
上司や同僚に報告したときはかなり驚かれましたが、皆に応援して頂き、1月に退職。
引っ越しやもろもろの手続きとリフレッシュをして看護学校に入学しました!
まとめ
ざっと私の経歴と看護師を目指すまでをご紹介させてもらいました。
看護師への「憧れ」や「夢」「理想」を強く持って看護師を目指したわけではないことが最初でばれてしまいましたね。。。
でもそれくらい現実的な理由が必要だったなと思います。
現実的な支えがないと看護学生なんてやってられない!!すぐに退学しただろうなと思っています。
高い志を持っている人だけに道が開ける訳ではないんだと安心してもらえたら嬉しいです。笑
これからは私の経験や実生活を基に記事を書いていきたいと思います。
どうぞよろしくお願いします!!!
コメント