看護師は、売り手市場であり、一度資格を取ってしまえば働く所にあまり困らないので社会人からとても人気があります。
シングルマザーの方でも看護師を目指したいと思っている方は多いのではないでしょうか。
安定した収入と手に職をつけられるって安心感がありますよね。
でも看護師って
学生生活も大変!金銭的にも大変!!
3年間の学生生活の間のお金のことを考えると諦めてしまう方も多いと思います。
そんなシングルマザー・シングルファザーの方に朗報です!
条件に当てはまれば援助を受けることができます!!
簡単にそんな素敵な制度について説明していきます!
①自立支援教育訓練給付金
母子家庭の母又は父子家庭の父の主体的な能力開発の取組みを支援するもので、対象教育訓練を受講し、修了した場合にその経費の60%(下限は1万2千1円、上限は修学年数×20万円、最大80万円)が支給されます。(雇用保険法に基づく教育訓練給付金の支給を受けることができる者は、その支給額との差額(下限は1万2千1円)を支給。)
ひとり親家庭のお母さんまたはお父さんが、キャリアアップのために指定された教育訓練講座を受講して修了した場合、受講にかかった費用の一部が支給される制度です。
対象者
母子家庭の母又は父子家庭の父であって、現に児童(20歳に満たない者)を扶養してる人。
・当該教育訓練が適職に就くために必要であると認められること
・過去に自立支援教育訓練給付金を受給していない
各自治体により基準が多少変わるようなので確認してくださいね。
対象となる講座
・雇用保険制度の教育訓練給付の指定教育訓練講座
・その他都道府県等の長が地域の実情に応じて対象とする講座
注意点
★制度を設けていない都道府県等に居住されている場合は、支給の対象とならない。
★支給については、受講前に都道府県等から講座の指定を受ける必要があります。
必ず事前にお住まいの市(町村在住の方は都道府県)に相談しましょう!
社会人に朗報!看護学校進学で利用できる専門実践教育訓練給付金とは。
②高等職業訓練促進給付金事業
母子家庭の母又は父子家庭の父が看護師や介護福祉士等の資格取得のため、1年以上養成機関で修業する場合に、修業期間中の生活の負担軽減のために、高等職業訓練促進給付金が支給されるとともに、入学時の負担軽減のため、高等職業訓練修了支援給付金が支給されます。
この制度は「生活の負担軽減」のために助成金をだしてくれるものです。
生活費を出してくれるなんてとても嬉しいですよね!私の友人もこの制度を利用して看護学生していました。
対象者
母子家庭の母又は父子家庭の父であって、現に児童(20歳に満たない者)を扶養している人
・養成機関において1年以上のカリキュラムを修業し、対象資格の取得が見込まれること
・仕事または育児と修業の両立が困難であること
こちらも自治体によって基準が少し変わるようです。
シングルの方の中で当てはまる方が多いと思います!
支給額
市町村民税課税世帯→月額 70,500円
養成機関における課程修了までの期間の最後の12か月については、月額140,000円(市町村民税非課税世帯)・月額110,500円(市町村民税課税世帯)となります。
住民税は前年の所得にかかるので2年制になるときに非課税世帯になることもありますね。
まとめ
シングルの方にはとても嬉しい制度ですね。
生活の不安を軽減できれば、進学への道もグッと近付きますね!
こちらの制度はそれぞれの自治体によって管理されているので、自分の住んでいる地域の自治体に事前に相談に行くようにしてください。
あてにしていたのに対象外だったでは、入学後の生活が大変になってしまう恐れがあります。
助成制度の細かい条件と自分があてはまるかの確認をしておきましょう!!!!!
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